よくわかるお米の辞典

もち米の炊き方(蒸し器)

1、きちんと計量

・ お米は計量カップで、正確に計ってください。
☆ 1合=約150g=180cc です。

2、研ぎ方

・ 最初は素早く研ぎ、水を捨てます。
☆ 手早く洗米することによって、お米が研ぎ汁を吸って、ヌカ臭くなるのを防ぎます。
・ 後は、強く研ぎすぎないように、2~3回水を替え、研ぎます。
但し、もちで使用する場合は、しっかり研いでください。
☆ 力の入れすぎにはご注意ください。お米が割れて、食感に影響を及ぼす場合があります。

3、水加減・浸水(水にひたす)

・ 浸積時間は、6~8時間程度を目処に行ってください。

☆ 温かい場所での浸漬は、水が腐食する場合がありますので、涼しいところで保管管理を行ってください。
☆ 出来るだけ水を多く含んだもち米の方が、よりふっくらと蒸しあがります。
☆ おこわ・赤飯に使用される場合は、浸漬時間は2時間を程度を目安に行ってください。

・ 水を切り、蒸し器にて25~30分程度蒸し上げます。
☆ 全体に蒸気が行き渡るよう、蒸し器の容量を確認し、蒸気の通り道を作ってあげると、
斑無く蒸し上がります。

4、むらし・ほぐし

・ 蒸し器からもち米を取り出し、まんべんなく空気を入れるように混ぜて、もち米をほぐしてください。
☆ 余分な水分をとばすことで、艶のある美味しいご飯になります。
但し、もちで使用する場合については、ほぐす必要はありません。

炊き上がったら、出来るだけ早めにお召し上がりください。

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